施設をご利用される方へ 求人情報
 

 施設長挨拶

 私は、数年前まで整形外科医、麻酔科医として働いていました。介護老人保健施設に赴任した
時に「介護なんて、それほど難しい事ではなく、入所者の面倒を見りゃいいんだろう!」って思って
いました。その頃、三好春樹さんの「ウンコ ・シッコの介護学」を読み、“介護”の奥深さに驚
きました。そして、介護につ いて、医師や看護師もよく分かっていないんじゃないかと思ったり
しました。

 H25年8月頃、近隣のケアマネージャーから「一関ナーシングホームにはお風呂の“機械浴”が
ないからダメなんだよね」と言われたそうです。 これは心外です。こういうことのために“ホー
ムページ”が必要なのかと思いました。 機械浴を必要とすることは理解できます。しかし機械浴は
いわゆる“入浴”ではないと考えています。 一関ナーシングホームにも機械浴はありました。
でも数年前に壊れてしまったんです。これはいいチャンスだと考えて、ヒノキの浴槽にしました。
1人用と2~3人用があります。現在はみんなが頑張ってくれて、「入浴介助法」を修得した
介護職員がどんな麻痺の人でもお風呂に入れてくれます。ですから機械浴がないというのは、
欠点ではなく、むしろ我々の誇りなのです。

 自宅での生活が一番いいに決まっています。しかし、“心ならずも”入所せざるを得なかった
お年寄りに、その生活を出来るだけ維持できるような介助または介護を行っていけるようにし
たいと思います。 ご家族様の御意向を確認しつつ、ご利用者様の様子を見ながら出来るだ
け支えになれるように援助をしてまいりたいと思います。

 症状悪化や急変の場合は、市内の病院や診療所が快く受け入れてくださっていますので、
医療が必要になった場合には迅速な対応を取らせていただいています。
 看取りも行っています。

 そして、「寝たまま食べない、寝たまま入浴しない、寝たまま排泄しない」を標語(motto)に
施設を挙げて努力しています。 中間施設ですので、在宅を目指す方のリハビリも常におこ
なっています。 拘束は絶対にいたしません。

 H27年7月から当方のリハビリスタッフが 「訪問リハ」 を始めました。私も時々利用者様の
御自宅にお邪魔して、お話を伺ったり、少し診させていただいたりしています。

 どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご利用をお待ちいたしております。

         

 
 
 経緯・資格 

 

1951年函館に生まれる。
聖マリアンナ医科大学卒(1972/41978/3
岩手医科大学大学院修了(学位1985/4
麻酔標榜医(1980/12
日本整形外科学会専門医(1987/3
日本リウマチ学会リウマチ認定医認定(1999/3
医療法人仁愛会 理事長に就任(2005/5
)
一関ナーシングホーム施設長に就任(2008/5

 
長澤 敏明